中部地本 あすなろコンサート報告

2014年1月22日 カテゴリー:

あすなろコンサート 三重県伊賀市立古山小学校

 

 私たち「コラボックル」は、打楽器2名とピアノという編成で今年もあすなろコンサート活動に賛同申請していましたととろ、該当地区の学校からのお話を頂き、201 3年9月25日(水)に全校児童数28名三重県伊賀市立古山小学校へ演奏に行くことができました。

 事前の電話やメールによる打ち合わせでは女性校長先生とやりとりさせて頂き、「子どもたちに生の演奏を聞く機会を作ってあげたい」という強い思いを書面で、も下さり、それに応えるべく、楽しんでもらえるプログラムを練って行きました。保護者の方々も生徒数の1/3くらいみえていました。

 定番の音楽鑑賞曲にあり得ない楽器も入れて、私たちのウリである「3人とは思えない驚きのサウンド」(!)を披露し、音楽物語では聞き入ってもらえ、時には笑いも起こり、参加コーナーではハンドベルの要領を全員で歌で練習してから各学年1人ずつ出てもらいベルハーモニーという楽器で合奏、感想を聞くと「初めての楽器で緊張したけと、いい音だった」等好感触、しっとりした校歌を全員で、歌っていい雰囲気の中、アンコールの「剣の舞」で終演となりました。

 普段の学校公演では、打楽器満載で専属司会者や裏方さんも何名か同行してもらうのですが、今回はメンバーは3名までで車1台、セッテインク、スタッフ代や宿泊費は出ない、という条件でした。ユ二才ンから1名取材スタッフが来てくれたので、かなり力仕事もお願いし、奏者もナレーションやセット換えなど1人何役かとなし、終演後に頂いた給食は、ほぼ全員完食でした。今の給食はおいしい!残念ながら当初お話を下さった女性校長先生は、体調を崩して入院されていて、お会いするととができませんでしたが、教頭先生はじめ全校の先生方がとてもよくしてださいました。楽器搬入出にも手を貸して下さり、「”世界旅行”では私のツボにはまる曲がたくさんあってすごく楽しめました。とんなにたくさんの打楽器の音を聞いたのは子どもたちも初めてで、とても感動していました」と言って下さり、やはり都会の学校の対応とは一味違った心温まる雰囲気に、また今回もメンバ一一同充実感を持って帰途につくととができました。

 「あすなろって、いいよね。お金にはならないけど、子どもたちはすごく素直で反応がいいし、先生方も温かいし、自然の豊かなところばかりで演奏旅行気分を味わえるし」と言うピアニストの両手は、買い込んだお土産で、いっぱいでした。(中部地本佐久間真理)

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